山口市民会館の建替えの必要性について


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《概要》

♪ 山口市では、市内の小学校、中学校、高等学校、大学などすべての校種から合唱や吹奏楽などのコンクールの全国大会に出場し、優秀な成績を収めるなど、水準の高い文化芸術活動が活発に展開されていますが、市民の文化の殿堂である山口市民会館は、開館から50年以上を経過して、著しく老朽化が進んでいます。

 

♪ 山口市民会館の大ホールは、内外の演奏家から「響かない」と言われています。また、舞台、客席、小ホール、展示ホール、ロビー、バックヤードなど施設全体が著しく手狭であることから、円滑な事業運営や多彩な演出表現にとって制約が大きく、市民の文化芸術活動の素晴らしさを観客に伝えることが困難になっています。

 

♪ また、山口市民会館には親子鑑賞室や託児室がなく、バリアフリー上も問題があり、子育て世代や高齢者、障害者など市民誰もが快適に文化芸術を鑑賞できる環境が整っていません。敷地も狭いので、改修や増築の余地がありません。

 

♪ 山口市民会館の大ホールは1,500席ですが、これは、新幹線が停車する県庁所在地の文化ホールとしては全国最小であり、各種研究大会や、音楽コンクールの全国大会・中国大会の誘致ができません。通常なら県庁所在地で開催されるような文化行事を山口市に誘致できないことは、文化的にも経済的にも、市民の損失であると言えます。

  

♪ 今後、山口市民会館が、文化都市やまぐちにふさわしい新たな文化ホールとして生まれ変わり、その規模や機能を高めることで、湯田温泉のような県内随一の宿泊機能とも相まって、文化と経済の両面から、山口市の大きな発展につながることが期待できます。

  

♪ 山口市民会館には、市民の文化の殿堂として、また、これからのまちづくり、ひとづくりの柱として、多くの役割を果たすことが求められます。やまぐちの子どもたちの活発な文化芸術活動に応え、優れた創作・発表・鑑賞の場を次代の市民に提供するため、市民会館を建て替え、新たな市民“文化”会館を実現することが急務です。

山口市内の中学生・高校生で編成する山口ジュニアオーケストラの演奏